

JSA SAKEディプロマ ソムリエ資格受験 備忘録④
<自前地図を作る> 「日本酒は技、ワインはテロワール」と言われるように、ワインは栽培地の地形やその土地の山脈、流れている川や海流、気候を把握することがとても重要です。ワインの生産地はフランス、イタリア、アメリカだけでなく、アルゼンチン、ジョージア、ギリシャ、モルドバ、ウルグアイ等26か国にのぼります。あまり馴染のない国は、その国内の地域名や位地を覚えるのに大変苦労しました。 そこでテキストを整理するために、全ての国の地図を自前で作り、その中に山脈、川、海と海流、地域名、土地の特色、主な生産ブドウ品種を書き込んで行きました。時間はかかりますが、書き込んでいく過程で暗記もでき、視覚記憶にもなり結果とても効率的でした。覚えづらい場所はコピーして部屋に張り、頻繁に目にするように心がけました。また土地の特色を理解するために、中学校時代の世界地図も役立ちました。地形を理解すると、おのずとその土地が温暖なのか冷涼なのか、雨が多いのか乾燥しているのかが分かり、ブドウの品種やワインの味わいの傾向も頭に入りやすくなりました。 色々な暗記法がありますが、やはり手を動か


JSA SAKEディプロマ ソムリエ資格受験 備忘録③
<勉強時間の確保> 受験するにあたって一番苦労したのは勉強時間の確保でした。大人は仕事や家事、様々な社会的責任があり、好きな時に好きなだけ勉強することは不可能です。それに加えてそれまで続けてきた他の勉強も並行して学んでいた為、思うように勉強できないことがとてもストレスでした。 勉強時間を確保するために、生活をガラッと朝方に変えました。家族が起きる前の朝4時半を起床時間にしたことで、朝に最低でも1時間半の勉強時間を取ることができました。それに加え夕飯前の30分、寝る前の1時間半を合わせると、毎日3時間半は勉強時間を確保することができました。 それでもレッスンの期間が始まると、全くといっていいほど勉強時間が取れません。しかし一日テキストを見ないだけで、せっかく苦労して覚えたボルドーの格付けやイタリアのDOCGが、ものの見事に頭から抜け落ちショックを受けました。そこでレッスン期間中はまとまった勉強時間と取ることを思い切って諦め、朝のレッスン準備が終わりほんの少し空いた20分、寝る前の30~40分と、合計1時間勉強できればいいと決め、できないことで落ち込