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JSA SAKEディプロマ ソムリエ資格受験 備忘録④







<自前地図を作る>


「日本酒は技、ワインはテロワール」と言われるように、ワインは栽培地の地形やその土地の山脈、流れている川や海流、気候を把握することがとても重要です。ワインの生産地はフランス、イタリア、アメリカだけでなく、アルゼンチン、ジョージア、ギリシャ、モルドバ、ウルグアイ等26か国にのぼります。あまり馴染のない国は、その国内の地域名や位地を覚えるのに大変苦労しました。


 そこでテキストを整理するために、全ての国の地図を自前で作り、その中に山脈、川、海と海流、地域名、土地の特色、主な生産ブドウ品種を書き込んで行きました。時間はかかりますが、書き込んでいく過程で暗記もでき、視覚記憶にもなり結果とても効率的でした。覚えづらい場所はコピーして部屋に張り、頻繁に目にするように心がけました。また土地の特色を理解するために、中学校時代の世界地図も役立ちました。地形を理解すると、おのずとその土地が温暖なのか冷涼なのか、雨が多いのか乾燥しているのかが分かり、ブドウの品種やワインの味わいの傾向も頭に入りやすくなりました。


 色々な暗記法がありますが、やはり手を動かすこと、大人が得意とされている視覚記憶とエピソード記憶を上手に利用することは有効だと感じます。

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